就労継続支援B型とは、障がいを持つ方々が社会参加や自立を支援するための福祉サービスです。
B型事業所では、作業訓練や仕事を通じて技能を身につけ、自己成長や自己実現を促し、社会での生活や就労に向けた支援を行っています。
事業所との雇用契約はないため、体調や体力に合わせて自分のペースで作業することができます。
利用者は、作業の対価として「工賃」を受け取れます。
2025年5月時点で19,015事業所において400,091人に利用されており、年々、増加傾向にあります。
(参考:厚生労働省「就労系障害福祉サービスの概要」)
就労継続支援A型も障がいを持つ方々が社会参加や自立を支援するための福祉サービスで、この点はB型を同じです。
A型は事業所と雇用契約は結ぶため、雇用契約に基づいた作業をする必要があります。この点では、自分のペースで作業できるB型とは異なります。
A型は作業の対価として雇用契約に基づいた「賃金」を受け取れます。工賃と異なり、最低賃金は保証されます。
2025年5月時点で、4,036事業所において86,260人に利用されています。
(参考:厚生労働省「就労系障害福祉サービスの概要」)